黄泉びと知らず

黄泉びと知らず (新潮文庫)

黄泉びと知らず (新潮文庫)

この短編集SFよりホラーっぽい感じの方が多いかな。
表題作は我が子の黄泉がえりを望む夫婦の物語。この感じって凄く好い。
こういうのを書けるって凄いって思う。
六番目の貴公子は笑える。こういうのも書いちゃうのね。
でも,もっと変なのが奇蹟の乗客たちかな。
もっと変なのが魅の谷かな。
見知らぬ義父は普通の小説だわね。
一番SFらしい接続された女が一番好きだな。