音楽劇 お母さん

山彦の会主催の音楽劇「お母さん」の公開舞台稽古が見られると言うことで行ってきた。
サトウハチローの複雑な母への思いを描いた物語。
一幕目はハチローの母の状況が辛すぎて少々見るのが辛かった。しかし,二幕になって行くにつれて,どんどん話に引き込まれていってしまった。
また,音楽劇というだけ合って,音楽と歌が好い。生伴奏のピアノとバイオリンと他の効果音が非常に聞いていて好い。
そして,一番素晴らしかったのは,出演者のハーモニーだ。
そして,サトウハチローの歌の数々が新しいアレンジで歌われる。
これが何ともいえない。
「りんごの歌」があれほど力強いとは。
お話は時系列が入り交じるし,出演者は1人何役も演じる。
しかし,其れがすっきりと解る。
お母さんと娘役を演じた伊藤絵里さんが歌も芝居も素晴らしかったな。
他の出演者もみんな歌が素晴らしくて,好い舞台だった。
でも,あの歌もこの歌もサトウハチローだったのね(@_@)