空を見上げる古い歌を口ずさむ

空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)

空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)

何とも不思議な話。
でも,きらいじゃないわ。
息子が突然人の顔が<のっぺらぼう>に見えると言い出す。
失踪した兄の<だれかがのっぺらぼうを見たら知らせてくれ>と言う言葉を思い出し兄を呼ぶ。
兄は自分が失踪した理由を教える。
兄も他の人が<のっぺらぼう>に見えるようになったのだ。
だがいく人かの人の顔は見える。
顔が見える人の内一つは<違い者><解す者>そして兄は<稀人>
<違い人>は自然死,心臓発作,自殺を引き起こす。
兄が小さい頃棲んでいた街にいた<違い人>を排除した話をする。