女王の百年密室

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)

再読だ.
最初に読んだとき、今一理解出来なくて不満だった記憶があるが、読み直してみたら非常に分かりやすい話だったな.
やっぱり森博嗣の小説は面白い.
やはりきちんと納得出来る話って好きだわ.
推理小説なので、読んだこと無い人は注意のこと
美しい女王が支配する幸福で豊かな楽園のような町に偶然迷い込んできたサエバ・ミチルとパートナーロイディ
だがそこで密室殺人がおきる.
町の人々は「殺人」の存在を認めない.
ミチルは犯人を捜そうとする.
実は密室でも何でもなくて、町の人が見ない振りをする人物が犯人だったのだが.
で、この町にミチルは恋人を殺した犯人がいることに気が付く.
その男を殺させるために、偽の仕事でミチルはこの町に呼び寄せられた.
神の二代目をさせられるために.
だが、ミチルが女だったため、神と言われているマイカの希望は費える.
新しい神を町に迎えて活性化しようとしていたのだが.
ミチルは恋人といるときマノ・キョーヤに襲われ、彼は頭以外は助からなかった.恋人は頭を打ち抜かれたが体は無傷だった.彼等は1人になった.
ロイディーの中に、彼の頭脳が入っている.
で、頭を撃たれても助かっちゃうのよね.