陰陽ノ京

陰陽ノ京 (電撃文庫)

ラノベレーベルででているのでラノベの一種なんだろうけれど、今まで読んできたラノベとは文体というか雰囲気というか、何かが違う気がする．
なんと言ったらいいのかな．地に足が着いているっていうんだろうか．
魑魅魍魎がでてきたり主人公は吸精術使える鬼になっちゃうのに地に足が着いてるって言うのは変なんだけれど、何となくそういう気がする．
主人公に慶滋保胤を持ってきたのは新鮮かも．
晴明もでてくるけど、中年の狸体型のおじさんなのね．
主人公が目が細い普通の人って言うのが違うかも．
人間ばなれした美青年でてくるけど、彼が美しいのは龍神との混血って説明出来てる物ね．
ここにも芦屋道満がでてくる．
最初に彼の名前読んだのは「封殺鬼」シリーズかな．ここでは晴明の敵役だったわね．
夢枕獏の道満はあれはどういう関係って言うかな．
ここではなんと晴明の舅だったりする．
キャラクターをどう料理するかで面白さが違ってくると思う．
これは星４かな