ジーンリッチの復習

山川健一
2020年の日本.日本は財政危機他から三流国になっていた.日比野裕之は18歳、ゲーム会社の社長をしている.
彼は遺伝子操作によって生まれたジーンリッチだった.彼の会社の内二人もジーンリッチだった.そのころ、厚生省某大学某製薬会社のパソコンネットテロが起こって、それが、裕之と関わっていく.
裕之はジーンリッチではなく、在る天才科学者のクローンで、事件を起こしたのはかれの兄弟だった.
子供で天才が主役って言うのは、いまいち苦手なのだけれど、35位のおじさんぽひととかが出てるので、たのしく読めたわ.
端役の自動車工場のおじさんもいいわ.
最後にみんな前向きに生きていくし、読後感がいい.