今日も恩田陸

今日も恩田陸である.
寝たばれしているのでしてるので、注意のこと.

ネバーランド
いろいろな過去を持つ4人の男の子たちが帰省せずに年末を寮で過ごすと言うだけの話である.
義母に性的虐待受けている光浩、両親が離婚しそうな寛司、母親の死に悩んでいる統、誘拐されてそれから女が怖い美国.
みんな特殊なのに、主人公の美国以外の事情をあまり特殊と感じないのは、なんというのかな.
今のご時世なんだろうか.
でも一番特殊な事情のはずなのに、一番まともというか、素直に育ってるのが、美国なんだな.だから語り手なのかしら.
特殊と言いながら、読後感はとてもいい.

「月の裏側」
これを読む前に「盗まれた町」を読んでおくべきだったかも.
この話の主人公はとても変わってる.主人公って言うのは流される物だけど、この主人公ほど流されてるだけで、自分から何も行動しない人も珍しいと思う.
出てくる人たちが、盗まれちゃったってわかってるし、人間じゃ無くなったってわかてるのにそのまま生活して行っちゃう.
恩田陸って、こういう風に終わるお話おおいな.
とかいいながら、好きだけど.

今日はこれから、こまけんにいき、夜は宮内さんのコンサート"(*^、^*)ポッ",楽しみ〜

今日はペパーミントの着物に笛の帯