五日物語

これ見て何で「五日物語」なんだろうと思った。映画の原題はtale of taiesなんだけれどこれだったらわかる。でも、原作が「五日物語」他にももっとお話があるそうだ。何の説明もなく、三つの王国の話が交互に描かれる。最初なんだろうって思った。三つの王国の人々が集うのは最初は子供を望んだ王妃の国。わかんなかったけど、王様の葬儀だったのかな。最後が父王によって鬼にと継がされた姫が鬼を殺して戻ってきて王位を継ぐための汚わいの席。これが最後の場面ね。ここでも庶民は悲惨。姫を助けたのに鬼に返り討ちに会ってみんな死んじゃ生んだものね。最初の子供を望んだ王妃から生まれた子と召使から生まれた子がそっくりって王様の子かしら。
何の説明もなく繰り広げられるお話。でも、この世界に入り込んだ気分。不思議な世界っていうかなんともいえない映画だった。

[https://setagaya-pt.jp/performances/201610enokeso.html:title=エノケソ一代記

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【作・演出】 三谷幸喜
【出演】 市川猿之助 吉田羊 浅野和之 山中崇 水上京香 春海四方 三谷幸喜
三谷さんの演技始めてみたかも。記憶があやふやなんで定かじゃないけれど。なんとも堂々としてる。たいしたものだ。
猿之助は歌って踊って大活躍。エノケンの歌だから別に美声で歌う必要ないものね。味があれば。でもって、猿之助の役は「エノケソ」エノケンだって思い込んでた。チラシ見てもチケット見ても。あの頃エノケン一座の偽者が山ほどあったそうだ。実際。
エノケン好きすぎてエノケソ劇団で全国回ってる主人公。エノケンと同じになりた、くてエノケンの妻と同じ名前の女を妻にし、エノケンの愛人と同じ名前の女を愛人にしようとする。そして最後に・・・(これ始まったばかりなのでやめよう。)そのだれかに憧れるって姿がひしひしと伝わってくる。そんな夫を支える妻も素晴らしい。何役もやってる人がなんともおかしかった。