天地明察

やっぱ原作読んだのは映画に行くもんじゃないわね。
私が原作で好きだったシーンは主人公が病弱の奥さんを大切にして幸せな生活を送り、奥さんが死んでしまって、落ち込んで碁を打てなくなるところ。映画では切られるなと思っていたけど、バッサリなかった。
其れから、時代物なのに一切ちゃんばらシーンがないところだった。
映画ときたら夜襲がある。おまけにお師匠さんがそれで死んじゃう。
盛り上げなくちゃいけないからなのかもしれないけど、淡々と進むところが面白かったのに。命をかけて日食を証明するところもなんかな。
そういう話じゃなかったと思うけど。やっぱり、読んだ本の映画化は見るもんじゃない。