天日坊

法策 後に天日坊=中村勘九郎
人丸お六=中村七之助 
猫間光義=市村萬次郎
お三婆/赤星大八=片岡亀蔵
北條時貞=坂東巳之助
傾城高窓太夫坂東新悟
越前の平蔵=近藤公園
観音院/鳴澤隼人=真那胡敬二
久助白井晃
地雷太郎=中村獅童

河竹黙阿弥によって書かれた「五十三次天日坊」宮藤官九郎が新たに脚本化したもの。145年ぶりの上演とか。
さすがクドカン。とてもうまく料理してると思う。前の、「大江戸リヴィングデッド」より歌舞伎らしい感じがした。原作あるせいかもしれないかもしれないけど、でも、これだけ面白くなっているのはさすがだ。でも、さっぱりわからないって言いながら見てる人いたな。わかりやすいと思うけど。帰りに人間関係がわからないって言ってた人がいた。木曽義仲知らなければ、この話解れっていう方が無理よね。
勘九郎もとてもよかったけれど、七之助も素敵。かっこよかった。獅童くんもなかなかのものだった。舞台装置が面白い。こういうの好きだわ。