ロベルトの操縦

とある戦場。ただただ砂漠のなかで待機の日々で倦んでいる兵士たち。キャッチボールしかすることがない。
ロベルトって兵器なのね。
その兵器でなぜか自動販売機を探しに行く。
それに抵抗する下っ端兵士。
このへんて笑えるんだけど、でも、抵抗する兵士に気持ちが言ってしまって笑え切れない。
自販機は砂に埋もれて、今度は海まで行こうといい始める。さすがにそれには反対するものが増えるが、押し切られて海に向かっていく。
待機場所に戻るか、海に行くか、その対立のまま終わるかと思っていたら、なんと、銀河帝国が出てくる。そうじゃなくちゃね。SFマガジンに載っていただけのことはある劇団だわ。
なんとまあ、変な話。「こんなこともあろうかと」とか「おやにもぶたれたことない」なんて台詞が出てきて笑わせられる。
こういう話もいいじゃないと思わされてしまった。