二月花形歌舞伎

・於染久松色読販ーお染七役
亀ちゃんがお染他早代わり。お染七役は三度目。玉様、福助、そして今度亀ちゃん。玉様のお染が一番きれいだったけれど、玉様の久松は本当につっころばしの若旦那って感じだったけれど、福助と亀ちゃんはもう少し男っぽい感じだった。
私こういう早代わりがある歌舞伎って好きなのよね。
で、早代わりしそうなところは頑張ってみていたのだけれど、一回だけ見損ねてしまったのが残念。
早代わりが眼目の作品だけれど、亀ちゃんの演技派たるところしっかり見せてくれてくれた。
脂屋をゆするところの迫力とばれて居所がないっていうところはさすがだなって感じ。
七役のうちで土手のお六役が一番のお気に入り。
お六の着ている着物がいい。こういうの好きだわ。最後の立ち回りのシーンの着物一番好きだわ。
女殺油地獄
私観客だから非常に生意気な感想を言う。染五郎上手くなったな〜。この前も上手くなったと思ったけれど、見るたびにそういう感じがする。初めて彼の歌舞伎見たときのこと思い出しちゃうわ。油が床にこぼれている中での殺しのシーンって歌舞伎ならではって感じだわ。

上部が雲に隠れたスカイツリー