四国こんぴら歌舞伎大芝居

一度金比羅歌舞伎みたいと思っていたけれど、なかなかチケットが取れないのであきらめていたのだけれど、今回偶然チケットが取れることになったので行って見た。
非常にハードな日程だった。なんたって金曜は宮内さんのお芝居があるからこれ見てからじゃなくてはいけなかったのだ。で、東京でたのは、6:10。琴平に着いたのは10:30過ぎ。
暗くてホテルまでが良くわからなくて雨の中ちょっと悲しかったりして。
で、今日は快晴。重いのに、頑張って着物きていった甲斐があったわ。
演目もはじめて見たのばかりで非常に良かった。
・義賢最後のラブリン凄かったわ。最後のところで組んだ襖をたおすんだけど、これ上に載って、横に倒れるのよね。凄いよね。これだけじゃなくて、仏倒しっていうのかな。三段の上から前にそのまま倒れる。怪我しないのか、ってクライ感じ。これは、もの凄いものだった。役者っていのちがけだわね〜。
・棒しばり
これは翫雀がすごい。手をしばってあれだけの事できるって凄いものがあるよね。もの凄く器用でないとあんなことできない。話もとても面白かった。
浮世風呂
これは亀ちゃんが出るのだ。なめくじ役の人の衣装になめくじって書いてあるのには笑えた。
ここからは夜の部。
これは金比羅歌舞伎でははじめての通し狂言だとか。
・敵討ち天下茶屋
亀ちゃん主役。亀ちゃん悪役。亀ちゃんの悪役見るのはじめてだよね。
結構な悪役だけど、かわいらしい感じもあって、いいもの見たわ。
今回は年配の役者さんたちが歌舞伎座さよなら講演に「出てるから、若手中心。
こういうのもいいわ。
若々しくて、はつらつとした感じだった。
忙しかったけれど、行って良かった。