ASIAN BLUE X'MAS CONCERT

戸井勝海・小野山千鶴・宮内良絵麻緒ゆうさんらが出演されるコンサートが博品館で行われたので行ってきた.
今日は二回目.
演奏に通常の楽器の他に二胡と尺八というアジアンな楽器が入ったものだった.
この尺八と二胡の響きが思ったよりいい感じ.
尺八なんて聞いたの初めてかな(@_@)
でも、柔らかないい音だった.
二胡も西洋のバイオリンとは違った音を出していたのだが、バイオリン・ギター・ピアノなどと凄くマッチして合っていた.不思議な音.
そしてパーカッションがよかった.
通常ならシンセで出すような音をいろいろな楽器?を使って出していたのが印象的だった.
で、このコンサートで使われたほとんどの曲が、ピアノの磯村由紀子さんが作曲されて、歌詞は小野山さんが作られたオリジナル.
オリジナルばかりのコンサートってなんて贅沢なんだろう.
また、何曲かが金子みすずの詩に磯村さんが曲をつけた物.
何で金子みすず注目を集めているのかなと思っていたのだが、今日歌を聴いてみて納得した.なんと言うんだろう.詩の発想が素晴らしい.
どうしてこういう事発想するんだろうと思った.「積もった雪」なんてなんて言っていいんだろう.地べたって言葉がでてくるところが素晴らしい.
でも、一番好いなって思ったのは「蜂と神様」だわ.
蜂は花の中、花は庭の中、って進んでいって地球は神の中、神は蜂の中って循環していく詩.
素晴らしい.
彼女の詩集、知人に借りたままだわ.読んでみよう.
小野山さんの歌では「レンアイ中毒」が一番気に入ったかな.「どんどん彼へ」って言うのも面白い歌だったわ.
宮内さんの歌もっと聞きたいなって思っちゃうのはいつものことなのだけれど、そうはいいながら楽しいひとときでした.