奇術師

〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)

アンドルーは彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる．
お互いの祖先はそれぞれに”瞬間移動”を得意演目にしていた、２０世紀初頭の天才奇術師．そして、生涯ライバル関係にあったふたりの確執は子孫のアンドルーにまで影響を与えているというのだが．
アルフレッド・ボーデンは双子だったんだろうか．らしい感じは有るがはっきりとはしない．ルパート・エンジャは物質転送機作ってもらっちゃう．何とも凄いわ．
で、この物質転送機転送する際、一部分コピーしちゃう．死体が一杯．
アンドルーは幼い頃これにかけられちゃう．だからもう１人がいるような気持ちが何時もしてるのだ．彼は自分が双子じゃないかと思っていたのだが．しかし実際は動かない子供が１人．何ともはやな話だけれど、面白かったわ．