王国神話

王国神話―空から降る天使の夢 (富士見ファンタジア文庫)

王国神話―空から降る天使の夢 (富士見ファンタジア文庫)

空から降る天使の夢
約束は夢にとけて
この本がこの作者の一作目だそうだ.
こういう話って初めてだと思う.
いろんなファンタジー読んだけれど、この設定は初めて読んだような気がする.
若い作者の書く物なので、最近の人と同じでちょっとした不満はある.
最近の人に多い、妙に句読点が多く、どうしてこういうところで文章を終わらせるのかなと言うところは気になるところである.しかしこういうところってほんと最近の作家に多いのよね.
とか言いながら、新鮮な設定は好い.
空から降ってきた女の子を助ける幼い王子様.で、ふたりは大きくなって愛し合うようになるのだけれど、この女の子は別世界の女神様.彼女が戻ってくれないと、そちらの世界は破滅する.その上なんと王子様のいる世界はその女神が作った世界だったのだ.
で、ふたりはどうしたかというと、子供を作って別世界の神々にするのだ.
何とものどかで心地よかったわ.
で、二作目がその後の話.
それも又のどかな終わり方.
もっと書いていけばもう少し文章よくなるカモね.
最近の彩雲国がそれほど文章に違和感感じなくなったように