10センチの空

10センチの空

10センチの空

この話は読後感のいい話だった.
最初は主人公(大学4年)が自分が何をしたらいいのか悩んでいるところが不愉快というか、いやだった.人は皆そんなに能力持っているわけではない.だが働かなくてはいけないのだ.自分にはもっと向いているものがあるかもなんてなんて甘いことを考えてるんだなんて思っていたがそういう話じゃなかった.
10センチのところを飛べる能力もってる.どうして飛べるようになったのか.過去にもどるといっても、子供の自分のところに意識が戻るだけ.そこで、子供の頃、友人を傷つけた事を知る.その子はすでに死んでいた.何とかその子に謝りたいと努力する.
そして友人に謝ることが出来る.
その結果、自分の将来も見えてくる.
気持ちのいい話だった.