*1120564990*電脳祈祷師 邪雷顕現 邪雷幻脳
東野司
 ピラミッドの時代から、世界では電気が使われていたが、やがて電気を使って人間を襲い、操り、破滅へと追い込む存在が明らかとなり、人間は電気を捨てた。しかし20世紀、世界にふたたび電気があふれた時代、邪悪な電気が再び隆盛を取り戻そうとしていた。電気製品を使った事故が新聞紙面を賑わし、電気の霊がまことしやかにささやかれるようになったある日、出版社に務める金谷翔子のところに1枚のフロッピーディスクが送られて来た。

 黒地のフロッピーディスクに描かれていたのは、白く染め抜いたようなに晴明文。そして添えられた文章には、電気のもたらす危機を告発し、このフロッピーディスクをある人物へと届けるように書かれてあった。告発を受けて調査に乗りだし、やがて1つの結論に達した翔子は、明日、フロッピーディスクに添えられた手紙にあった人物を訪ねることになり、深夜まで会社に残って、資料の整理を行っていた。だが、電気の驚異はすでに翔子をターゲットとしてとらえていた。
そして翌朝、翔子はオフィスのフロアで焼死体となって発見された。

と言うところから始まるのだけれど、荒唐無稽だけれど、電気ってよく分からないと思うところがあるσ(^^)にとって、在りそうとか思わされてしまった.


でこれが電気の悪魔邪雷で、戦うのが電脳祈祷師美帆.しかし彼女は本当に戦わなくては行けない志保のコピーだった.
しかし、志保は邪雷に取り込まれていた.
美帆は神つまり電磁の場を整流・統括するものであったが、神に全面的に認められてはいなかった.
そして、神は、彼女があてにならないかもと言いながら、「まだ希望がある」って言うところがなんとも.
希望って1人の男の子なんだけれど、彼も美帆の属している部族の末裔だったりする.
一応志保は滅ぼされたけど、なんか終わってないよね.
ここまではまあ面白かったけどね.