エンディミオン

エンディミオン (海外SFノヴェルズ)

エンディミオン (海外SFノヴェルズ)

32世紀、<テクノコア>の消滅とともに連邦が崩壊して三百年足らず、宇宙は星間政府と結託したカトリック教会、パクスの神権政治の元に統べられていた。

惑星ハイペリオン───。パクス法廷の即決裁判により冤罪のまま刑死したはずの青年ロール・エンディミオンは、とある城砦の一室で再び覚醒した。やがて傍らに傅くアンドロイドの案内のまま、そこが廃都<エンディミオン>であることを知らされた彼は、待ち受ける一人の老人に引き合わされ、その正体を知って愕然とした。その老人こそ、教会によって禁書とされた『詩篇』の実作者にしてかつてのハイペリオン巡礼の一人、詩人マーティン・サイナーリスその人だったのだ!さらに老詩人はエンディミオンに驚くべき予言を告げる。<時間の墓標>がまもなく開き、一人の少女が現れる。彼女こそが全宇宙の命運を握っているのだ───。

かくして、エンディミオンは<時間の墓標>を目指し旅立っていった。全宇宙の命運を握る一人の少女、来るべき<教える者>を追りくるパクスの魔手から救いだすために。

ってねエンディミオン別にえん罪って訳じゃないのよね.
実際人殺してるしね.
殺された人は復活したけどね。彼がそいつを殺したのはただの自己防衛なんだけど,彼は自分が殺人罪に問われたことなっとくしてるのよね。

で,まあ,1人の少女を彼はまもるのね。
彼は自分では守ってる気ではいるのだ。
で少女を追いかける神父の方がいいよねえ。

これって完全に冒険SF。
ここまでは一応ハッピーエンッド。
夢中になって読んでしまった。
こういうSFもいいな〜.
いい作品だったと思うわ