[http://setagaya-pt.jp/performances/20160506taiyou.html:title=太陽

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【作・演出】前川知大
【出演】浜田信也 安井順平 伊勢佳世 盛隆二 岩本幸子 森下創 大窪人衛/清水葉月 中村まこと
ある伝染病が蔓延し、人口が激減してしまった世界。
そのウイルスの抗体を持つ人間は「ノクス」と呼ばれ、優れた知能と老いにくい肉体を持ち、いつしか社会を支配するように。しかし、紫外線に極端に弱く、夜しか活動できず、妊娠もしにくく子孫を残しにくいという弱点も。一方、抗体を持たず、感染も免れた少数の人々は「キュリオ」と呼ばれて差別され、ノクスから隔離された寒村での生活を強いられていた。キュリオの少年・鉄彦は、ノクスへの転換手術を望むが、幼馴染みの結は、家族を捨てノクスになった母を恨んでいた‥‥。

イキウメ。見に行き始めると見ないではいられない魅力がある。ちょっとSFっぽいところが好みなのかも。
鉄彦の住む部落はノクス殺害事件から十年たち十年ぶりにノクスたちと交流をもつ。キュリオである鉄彦はノクスから差別されているような意識を持っている。しかし、純粋なノクスの青年はキュリオに憧れを持つ。それを鉄彦は差別されている感じがする。しかし、彼が死にそうになると必死に助けようとする。なんかどちらの人類にも問題あるんだな。ノクスになるまで悩みに悩んだ結がノクスになったとたん、何の悩みもなくなるのはどうなんだって感じ。これでは進歩がないね。それを感じているノクスもいるのね。で、結局ノクスになるのをやめる鉄彦。どっちがいいのかな。
映画も見たいわ。